成功したいひよっこビジネスマンが頑張る話《日々のPDCAを回す》

都内勤務のコンサルタントです。行動を続けることで日々自分のスキルと知見を磨いていきたいです。連絡先:kochirayuki1005@gmail.com 多くの方からご相談をいただき感謝申し上げます!

「長年の経験」は人工知能に勝てない

人工知能というかコンピュータの得意分野は高速で情報を処理することと、もうひとつ同じ作業を何度も繰り返すことである。

 

この何度も繰り返すということ、人間には実は不得意なことかもしれない。

 

人間には体力や集中力に限界があるし、飽きるという継続の最大の敵も内包している。

 

同じ作業を延々と何度も何度も、何年も繰り返す。

多くの人はこの繰り返すという作業を苦手にしているからこそ、鍛錬を積んできた職人やスポーツ選手、芸術家に魅力を感じるのだろう。

 

長年に渡る鍛錬の結果として素晴らしい技術を身につけ、コンピュータにはまね出来ないような優れたものを生み出す、それこそがコンピュータに取って代わることのできない人間の価値であるように思える。

 

しかし、彼らコンピュータの得意なことは繰り返しである。しかも人間が持つような制約は存在しない。同じ作業をあり得ないようなスピードで、文字通り24時間連続で行うことができる。

休憩も必要ないし、飽きる事もない。

我々人間が数年かかって身につけることを彼らは数日で習得してしまうかもしれない。

 

「習得」

 

これが、今回の人工知能におけるブレイクスルーで重要な進化である。

 

これまでであれば、機械には人間が指示した動きしか行うことが出来なかった。

何千、何万回と同じことを繰り返し行うことはもちろんコンピュータの得意分野であることは同じだが、彼らは進化しなかった。経験をしなかったのである。

 

だからこそ、その点が人間と決定的に異なる点であり続けた。

人間は同じ作業を繰り返すうちに、その技術を高め、進化する。数万回とおなじことを繰り返し、数十年という時間をかけることによってその技術は機械には決しての出来ない領域にまで高まるのである。

 

しかし、いま。

人工知能によって、コンピュータが学習をするようになった。

 

つまり、彼らは何千回という作業を繰り返し行う中でよりよい技術や手法を自ら選択することができるようになったのである。

それは実に細部に渡り忠実に再現可能で、ミスもない。

すべての一瞬において最適な選択肢を発見し、それを選び続けることができる。しかも人間の追いつかないスピードで24時間延々と繰り返し試行錯誤をし続けることができる。

 

このとき何が起こるか。

 

いままで人間固有の価値であった、経験による成長という部分をコンピュータが身につけたことによってコンピュータは無限の成長が可能になった。人間と同じように

 

人間には無限の成長の可能性がある。成長に終わりはない。しかし、時間の制約があった。我々に与えられた時間は50年、そのうち鍛錬を行っている時間を考えればさらに短い。

 

我々の成長は無限なのに、時間に制約されることで有限である。

 

しかし、コンピュータ。彼らに与えられた時間ははるかに長い。

試行を繰り返すスピードも圧倒的に早く、経験を積める回数が人間と比べて圧倒的である。

つまり、人間がなし得なかった、数百年分、数千年という無限の成長が彼らコンピュータには可能なのである。

 

我々に固有の、まさに人間が担っていた「長年の経験」こそが人工知能の発達により、実はコンピュータが最も得意とするものであった。

 

この結論になってしまうことは寂しくもあり多いに期待することもある。。。