成功したいひよっこビジネスマンが頑張る話《日々のPDCAを回す》

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金本位制の理由 金の持つ特徴や性質

金本位制において、なぜ金が採用されたのか。

私は金の持つ色やその輝き自体が人間にとって根源的な魅力を持っているのではないかと考えている。

そこでまずは一般的な金の特徴について考えてみようと思う。

 

1.金の色

金というと、まずはその眩いばかりの輝きをイメージする人が多いのではないだろうか。黄金という色で表されるように、黄色に近い色ともいえるであるが、ただの黄色とは明らかに違う独特の光沢がある。ところが、この金をすりつぶして、砂金よりももっと小さい粉状にしてしまうと、黒や赤っぽい色、または両者の混じった紫色に見えることがある。金には青い色を吸収する働きがあるので、反射の加減でこう見える。金という色の鮮やかさは一定以上のまとまりがあってこそのものである。更に言えば、一定以上の光があることによってさらに金という色の輝きとその魅力は増すということができる。

 

2.金の展性

通貨として用いられる際や、人類によって様々に使用されるためにはいわゆる使い勝手が良い事がまさに大事である。どれだけきれいな輝きを持っていても極めて重かったり、加工に不向きということであればなかなか流通というのは難しい。金は、非常に柔らかいので、加工が大変しやすいという特性を持っている。金箔はまさにその代表である。1グラム程度の金があれば、1メートル四方…畳半畳よりちょっと大きいくらいまで伸ばすことができる。その厚さは実に1/10000ミリにまで広がる。展性が非常に強い事がここに分かる。

つまり、料理に乗せられている金箔は重さにすると本当に量る事も出来ないくらいに軽いため、値段にしてもいくらにもならない。脱線しましたが、金は平面にこれだけ薄く延ばせるわけなので、糸のように細くすることももちろん出来る。これが、衣装などに使われている金糸というものである。

たった1グラムの金を糸の形に加工した場合約3000mの金糸になり、箔に延ばした場合はおよそ1㎡ぐらいまでの金箔に引き延ばすことが出来る。また、可能な限り延ばせば約0.0001mmの薄さにする事もでき、これは髪の毛の太さ約0.2mmと比較すると、かなり薄く引き延ばすことが出来ると言える。

 

 

3.金の耐腐食性

価値の保存という観点で考えたときに最も重要な要素であるのが、この耐腐食性である。この点現在の通貨や紙幣は耐腐食性の面では金に比べて弱いということが言えるが、毎年新しい紙幣が何億枚も印刷されているからこそこの保存という要素を満たすためにそれほどの耐腐食性が必要でなくなった結果という事が出来る。

先ほど出てきた金箔を他の金属などに貼り付けるのが金メッキである。キラキラ光ってきれい、という以外にも実用性があり、金は他の溶剤に対して高い耐性を持っている。金は通常であれば錆びることもないし、腐ることも無いため、金を表面に貼付けることによって内部の金属その他の素材を半永久的に守る事ができるのである。

有名なツタンカーメン王のマスクが何千年もの間輝きをうしなっていないのはこうした性質からであるといえる。この、徹底的な耐性のため、普通の塩酸、硫酸などでは金を溶かすことが出来ず、金を溶かすには王水(塩酸と硝酸を3:1で混ぜたもの)を使用するしかない。これほどまでに強力な耐腐食性は王水ができるまでは却って加工のしにくさも併せ持っていたといえる。

金は化学的に非常に安定している。まず空気中や水中においても酸化しません。つまりさびることも腐ることもなく、金は輝きを永遠に保つことができる高い耐性をもっている。これだけ高い耐腐食性を誇るので、金メッキをほどこしておけば長持ちをするといえるが、金そのものは剥がれやすいので、扱いは丁寧にしなければならない。